にっぽんを残そう ものづくり研究所
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理念


 商品のコンセプトや機能、完成度にも自信があり、これなら売れると思って作っても、市場に受け入れなれないと悩んでいる事業者様が多くいます。売れない商品を検証してみると、その多くは作り手と買い手に大きなギャップが存在しています。作り手は技術の評価、商品の品質に自信をもっているのですが、それはあくまで売り手側からの視点。消費者である買い手の論理とイコールになるとは限りません。商品を作る前に消費者や市場を知る必要があります。


 たとえば価格。ものの売買は商品の価値と貨幣との価値の交換です。購入しようとしている消費者からみてその商品が販売価格以上の価値があれば「買い」ですが、逆になると全く受け入れません。「この商品はこれだけのコストがかかっているから上代はこれぐらいにしないと商売にならないんだよなぁ・・・。」という声をよく耳にします。商品にはもともと適正な価格が存在しています。下から積み上げた価格は適正価格からはかけ離れます。インターネットが暮らしの中で使いこなしている今の消費者は商品の存在に気づいてから、まずは市場にある競合と思われる関連商品の情報をインターネットで検索して、機能、素材、価格、生産者名、品質など多岐に渡って調べてから購買という意思決定をします。ですから十分に考えた価格設定でないものはその団塊で選択肢から除外されてしまいます。


 このような消費者に変化した今の市場に商品を投入していくには、思い込みやこれまでの経験からくる勘では通用しません。類似品、ターゲットをはじめ、その商品がもっている魅力が市場に通用するか十分なマーケティング調査をしなければ勝ち目はありません。ものづくり研究所では商品の市場規模や伸び、競合商品などの調査、想定するターゲット市場の現状と将来性、課題などを明確にし、信頼できるデータを基に販売戦略や進むべき方向を決めるお手伝いをしています。


  • どのような消費者をターゲットにするか市場分析をします。
  • 機能、素材、薀蓄、ストーリーなどの付加価値と市場性を検証します。
  • 類似品、価格、付加価値の競争優位性を判断し経営判断の指針を示します。
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